先日、湯沢に旅行に行ってきました。

夕食をとろうとして、越後湯沢の駅の近くをうろうろしていたのですが、

店のたたずまいをみて、思わず入ってしまった居酒屋がありました。

それが、このお店です。

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なかなか良い感じですよね。

さて、このお店のマーケティング的な仕掛けを考えていきましょう。

マーケティング的な仕掛けは?

①ハレの消費

我々の生活は、ハレとケで構成されています。

ハレとはいわば、非日常。お祭りやレジャー、旅行など非日常のことを指します。
晴れ着のハレですね。

対して、ケとは日常のことです。
ちなみに、昔、普段着のことを「ケ服」といったそうです。

我々は日常生活は、つまり「ケ」の生活では、使用するものも地味なものだったり、
経済合理性が高いものが選択される傾向にあるわけですが、
そういった日常生活を続けていると、次第に息苦しくなってきます。

そこで、「ハレ」を求めるようになるわけです。

そしてその息苦しさを払しょくするべく、「ハレ」で使用するものは、

デザインも華やかだったり、価格も高めだったりするわけです。

今回の居酒屋さんですが、そういった意味で、「ハレ」の消費とよんでもよいでしょう。

普段行く居酒屋さんであれば、これほど派手は外観のお店には行かなかったかもしれません。

しかし、この居酒屋さんが観光地にあったために、「ハレ」の気分に大変合致して、
”思わず入ってしまった”となったわけです。

ハレの消費となるための、ポイントは、

1.デザインが華やかであること
2.価格が高めであること

です。

ハレのときは、普段の地味な落ち着いたものとは対極のものを求める傾向にあるので、
普段は買わないような派手なデザインのものが好まれます。

また、日常生活では、倹約に努めているからこそ、ハレのときは少々贅沢をしたい気分となり、
価格が高めのものが好まれるのです。

応用例

①ヴーヴクリコ

シャンパンといえば、ハレの消費の代名詞のような商品ですが、ヴーヴクリコのシャンパンもそれに相応しい商品です。

下記の通り、非常に華やかなパッケージで、華やいだ気分を演出してくれます。

http://urx.nu/aiZe

もちろん、価格もハレの消費に相応しい高さです。。。

②アウトドア商品

アウトドア商品なんかも、結構華やかなデザインのものが多いです。

例えば、登山ウェアなど、年配の方でも結構華やかなデザインも物を着ていたりします。

これも、登山に対して’ハレ’を見出している、ということなのでしょう。

おまけ

先の居酒屋の話ですが、デザインを派手めにするくらい、簡単でどこでもやっていそうと思うかもしれませんが、
意外にこれがやられていないように思います。

観光地だからといっても、外観はいたって普通の店が多い。

実際、先の居酒屋さんは、大変目立っていました。

店主にとっては、お店は日常そのものですので、日常的なデザインにしてしまうのかもしれませんが、

どんな客が、どんな深層心理をもって来店するのか、

お客様の立場になって考えてみると、また違った判断になるかもしれません。